ボードゲームの定番と言えば「人生ゲーム」ですよね。
自宅で子供と過ごす時間も増え、新しい遊びとして久しぶりに「人生ゲーム」を買って遊んでみました。

やっぱりおもしろい!
久しぶり過ぎて基本的なルールや遊び方を忘れていたのでこの記事にまとめたいと思います。
「人生ゲーム」は現在、いろいろなシリーズが出ていますが、ぼくが買ったのは定番の「人生ゲーム」です。
こんなかたに読んで欲しい
- これから人生ゲームを買いたい
- 人生ゲームの基本的なルール・遊び方を知りたい
- 子供でも楽しめるか知りたい
人生ゲームの基本的なルール・遊び方
すごろくのようにルーレットを回して出た数字だけコマを進めて、止まったマスの指示に従います。
「人生ゲーム」というだけあって、マスの内容は人生そのものです。
- 就職
- 結婚、出産
- マイホーム購入
- 昇進、転職 etc
いろいろなイベントをこなしていき、ゴールを目指します。
全員がゴール(「億万長者の土地」か「開拓地」に到着)した後に、途中で獲得した資産(家、株券、お宝カード)をプレイヤー毎にお金に計算します。
最終的にお金を1番持っていた人の優勝です。

1番早くゴールした人が優勝ではないよ
ゲームスタート
①遊ぶ人の中から銀行家を決めておきます。ゲーム中の銀行とのお金のやり取りは銀行家が行います。

計算が大変なので大人がした方がいいですよ
②プレイヤーは好きな色の自動車コマを選び、人物ピンを1本差しておきます。
③プレイヤーは銀行から$5,000もらい、「ビジネスコース」か「専門職コース」のどちらに進むか決めておきます。
- ビジネスコース・・・必ずビジネスマンになれるが専門職になることができない。
- 専門職コース・・・ビジネスマン以外の専門職に就くことができる。ただし止まったマスのに書かれた職業になるかどうかを選ぶので、好きな職業につけるかわからない。職業が決まらないとフリーターになる。
④自動車保険に入る場合は、銀行に$1,000を払い自動車保険証券を1枚受け取ります。
⑤ルーレットを順番に回して出た数だけコマを進め、止まったマスの指示に従いながらゴールを目指します。
自動車コマを進めるときの注意点
「給料日」などの「赤いマス」は、通り過ぎた場合もそのマスに従います。

赤いマスを通り過ぎた場合は、「赤いマス」と「ルーレットで止まったマス」の2つのマスに従うということです
「ストップ!」と書いている「結婚」や「決算日」はルーレットの数が余っていても必ず「ストップマス」で止まり指示に従います。
お金と借金・約束手形
お金が足りなくなった場合、銀行から借金をしてゲームを進めます。
借金$20,000につき、約束手形を1枚を銀行から受け取ります。借金は自分の番の時にいつでも返すことができます。
職業・ランクアップ・給料
人生ゲームの楽しみのひとつは「どの職業に就くか」ということです。
職業によって給料の金額が変わってきます。

給料は大事な収入源なので、職業がとても大事になってきますよ
マスによって職業が決まったら「職業カード」を取ります。
職業カードには表と裏に違う職業が書かれいます。始めは「職業カード」と書かれている面を見えるようにして持っておきます。
マスを進むと「ランクアップ」するチャンスがあり、ランクアップに成功すると職業カードを裏返します。
保険証券・株券
人生ゲームでは3種類の保険に入ることができます。
- 生命保険
- 自動車保険
- 火災保険
保険に入るにはお金が掛かりますが、万が一の時に保険に入っていると助かるマスがあるので、入るかどうかもゲームの勝敗に関わってきます。
株券もあり、持っていると価格が変動して高く売れたりします。ゴールまで持っていると1枚につき$10,000と交換になります。
お宝カード
止まったマスの指示で「お宝カード」を手に入れることができます。
お宝カードは、ゴールした時に持っているとカードに書かれている金額で計算するので、とても大事になってきます。

高額のカードもあるので、ぜひ獲得したいですね
結婚・子供
結婚は「ストップマス」になっているので、全員が結婚することができます。結婚したら人物ピンを1本、自動車コマに差しましょう。
子供は、「子供が生まれるマス」に止まった場合、生まれた子供の数だけ人物ピンを自動車コマに差していきます。

自動車にピンが増えるとなんか嬉しいですよね
家の購入
赤いマスの「給料日」に家を買えるマスがあります。
ゲームの盤上に値段の違う家があるので、早い者勝ちで家が買えます。家を買ったら自分の自動車と同じ色の旗を家に差しましょう。
ゴールした時に家を持ち続けていた場合、購入した金額の3倍の金額で計算することができます。

できるだけ高い家を買いたいけど、購入するときはあまりお金がないんですよね
※家は借金をして買うこともできます。
決算日・開拓地
ゲーム終盤のストップマスに「決算日」があります。
決算日には、マスに書かれている順に決算を行います。
- 子供1人につき$30,000もらう
- 借金のある人は約束手形1枚につき$25,000はらい銀行に返す
- 借金を返せないときは、家を2倍の金額、お宝をカードに書かれている金額で売る
- それでも借金を返せない場合は「人生最大の賭け」をする
「人生最大の賭け」とは、数字を1つだけ宣言してルーレットを回します。ルーレットの数字が宣言した数字と同じであれば銀行から$500,000もらうことができます。
このお金で借金が返せれば、自分の番を待って「億万長者の土地」を目指します。
ただし、それでも借金を返せなかったり、宣言した数字とルーレットの数字が違った場合は、全財産を銀行に返し、自動車コマを「開拓地」に進めます。
開拓地では自分の番がくるたびにルーレットを回して出た数字×$1,000銀行からもらいます。
ゴール・お金の計算
全員が「億万長者の土地」か「開拓地」に到着したらゴールです。
億万長者の土地では到着した順番で賞金がもらえます。
- 1着・・・$100,000
- 2着・・・$50,000
- 3着・・・$30,000
- 4着・・・$10,000
- 5着以下・・・なし
最後に、お金の計算をします。
- 家・・・購入した3倍の金額で計算
- お宝カード・・・カードに書かれた金額で計算
- 株券・・・1枚につき$10,000で計算
全員のお金の計算をして、1番金額の大きい人の優勝となります。

計算中はドキドキしますよね
遊び方の詳細については、タカラトミーの公式サイトで説明書がダウンロードできますので確認してみてください。
公式サイト:取扱説明書「人生ゲーム2016」
人生ゲームの対象年齢
人生ゲームの対象年齢は「6才以上」となっています。
しかし、出てくる用語やお金のやり取りが意外と難しいので、大人が1人は必要と思います。
我が家では7才の子供と遊びましたが、詳しい内容は理解できていないこともありました。ただ、ルーレットを回したりお金が増えていくのは楽しいみたいです。
ゲーム自体はほとんど運なので子供でも楽しめますし、勝つこともできます。

ぼくは7才の娘に負けてしまいました…
中学生くらいになれば子供たちだけでも遊べると思います。
人生ゲームの遊べる人数・所要時間
人生ゲームで遊べる人数は「2人~6人」となっています。
家族で楽しむのにちょうどいい感じです。小さい子供が増えると自分の順番が待てなかったりするので、注意が必要です。
「ベーシックステージ」の所要時間
- 2人プレイ・・・約30分
- 4人プレイ・・・約1時間
- 6人プレイ・・・約1時間30分
※所要時間は何回か遊んでみた感じですので参考程度にしてください。
「人生ゲーム」では基本の「ベーシックステージ」の他に4つの追加エリアが同封されています。
- スタートダッシュエリア
- ドリームトレジャーエリア
- キャリアアップエリア
- ギャンブルエリア
追加エリアを「ベーシックステージ」に組み合わせることで、マスが増えて人生ゲームのストーリ展開を変えることができます。

所要時間も追加した分だけ増えるので、かなり長い時間遊ぶことができますよ
まとめ
人生ゲームはすごろくのようにマスを進みながら、ストーリーがあるのがおもしろいですよね。
子供にとっては少し難しいところもあるかもしれませんが、ゲームを通して職業のことや、保険のことなどを学ぶことができて一石二鳥です。

テレビゲームだけでなく、ボードゲームもおすすめですよ